あばれ太鼓の紹介

140「あばれ太鼓」は、宮入りなどの際に男衆が担ぐ屋台を繰り返し左右に大きく横転させる勇壮な動きを行うものです。

屋台の担ぎ手は腰巻きに足袋姿で、屋台には牽引用の車輪が付いていないため、朝10時過ぎから夜7時過ぎの下向まで担ぎ通しという過酷な祭りです。
乗り子は春日神社のシンボルである「下がり藤」をあしらった着物と 帽子をかぶった4人が懸命に太鼓を打ち鳴らします。

播州地域には各地で秋祭りがあり、多くの屋台が練り出しますが、その大半は屋根が付いた飾り屋台、いわゆる布団屋台といわれるものです。

133あばれ太鼓はそうした屋台とは異なり、太鼓を乗せた木枠に担き棒を縄で結んで組んだ質素な屋台です。

また、布団屋台の乗り子の多くは小学生ですが、あばれ太鼓の乗り子は高校生以上の青年です。

近隣では結構有名で毎年新聞記事となり、テレビでも何回か紹介されたことがあります。
最近は町外から移り住んだ人も多く参加しています。

 

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